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追補編 1

『カーネル』
 

本名 ジョン・アーウィング。
テルの父親で厳格にして寡黙な性格。
革新派の指導者であり、テルから地上を目指す決意を告げられ行動に移る。
地上の事を知っているようだが……?

 

 

『イワン・ケレンスキー』

 

テルの同級生。富裕層。

世渡りがうまく目上の者には逆らわないが、内心管理者のやり方に疑問を持っている。


『セルゲイ・イワーノフ』

四代目イワーノフグラード管理主任。
初代管理主任である曽祖父が築いた強固な独裁体制と、代々イワーノフ家に世襲される管理主任職に固執する俗物。
革新派の暴動を鎮圧しようと、管理者直属護衛団を率い、テルたちの前に立ちはだかる。


『革新派』

食糧難に陥ったIGを出て、地上で生活しようとする人々。貧困層で構成されている。


『保守派』

外界を知らず、IG
で生まれ育ち死んでいく現状に満足している人々。自分たちを常識人と言い張り、革新派を揶揄する。富裕層で構成される。
(作中に名前は登場しない)



《場所・建物・社会・その他》

『イワーノフグラード(IG)』

巨大な地下施設。何のために建造され、いつから人がここに住んでいたかは不明。
しかし、セルゲイ・イワーノフの曽祖父が初代管理主任として認識されていることから鑑み、人間がここへ入って生活を始めたのは、
そう昔のことではないようだ。
初代管理主任が築いた強固な独裁体制と管理主任職は代々イワーノフ家に世襲された(『イワーノフ体制』)。


『イワーノフ体制』

富裕層が支配し、貧民層が生産力となる社会体制。初代管理主任が築いた。
当初は富裕層・貧困層ともに平等な権利が与えられていたが、次第に参政権を持つ富裕層が優位になり、両層の関係は悪化した。
結果、2195年1月2日に起きた革新派の蜂起により100年続いた体制は崩壊した。


『「富裕層」と「貧困層」』

正式には「上層」と「下層」という。両層の関係が悪化して以来、上層の人々がこう呼んだのがきっかけで呼び名として定着した。


『イワーノフグラードの戦い』

地上へ出ようとする革新派と、それに反対する保守派及び管理者イワーノフの戦い。
革新派の勝利に終わり、IGではそれまでの社会体制が崩壊。人々は地上へと這い出た。


『計画』

テルに革新派へ入りたいと言われた際、カーネルが言い放った言葉。
何のことか依然として不明だが、地下を脱出する事ではないようだ。

 

 

 

~ To be continued to Chapter 2 ~

《人物・勢力》

『テル・アーウィング』

不条理なルールやしがらみに束縛されるのを嫌い、正しいと思った事は周囲の反応に関係なく貫き通す鋼鉄の意志を持つ少年。
自由を掴むため、革新派と保守派の戦いに身を投じる。

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